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記事2026.03.23

Gitコマンド、用語集

チーム開発をすることになって、GitHubについて復習してまとめたので置いておきます。

これだけは知っておきたいGitコマンド一覧表

日常でよく使う順番に並べています。

カテゴリ

コマンド

元の英語の意味・イメージ

何をするもの?

基本

git init

初期化 (Initialize)

新しいGitリポジトリをその場に作る

git clone

複製

リモートにあるリポジトリを自分のPCにコピーする

日常

git add

追加=ステージング

変更したファイルを「コミットの準備」に入れる

git commit

責任を持って委ねる

準備した変更を「公式記録」として確定させる

git status

状態

今どのファイルが変更され、準備できているか確認する

git log

航海日誌

これまでのコミット履歴(誰がいつ何をしたか)を見る

同期

git push

押し出す

自分のコミットをリモートサーバーに送る

git fetch

取ってこい

リモートの最新情報を「見る」だけ(合体はしない)

git pull

引き寄せる

リモートの最新情報を取ってきて、今のコードに合体させる

並行世界

git branch

新しい作業用の枝(ブランチ)を作ったり一覧を見る

git switch

切り替え

作業するブランチを移動する

git merge

合流

他のブランチの作業内容を、今のブランチに取り込む

困った時

git stash

隠し場所にしまう

作業途中のコードを一時的に避難させる

git reset

巻き戻し

コミットを「なかったこと」にして過去に戻る

git revert

立ち返る

ミスを打ち消すための「取り消し記録」を新しく作る

git cherry-pick

良いとこ取り

別のブランチから特定のコミットだけをコピーしてくる

git prune

剪定

もう存在しないリモートブランチの残骸を掃除する

直前のコミットを取り消すときは、プッシュ済みかどうかで、リセットとリバートを使い分ける。


Git用語一覧表(コンセプト早見表)

コマンドと一緒に覚えておきたい「概念」のまとめです。

用語

イメージ

説明

リポジトリ (Repository)

倉庫・貯蔵庫

ファイルや履歴が保管されている場所全体のこと。

ローカル (Local)

自分のPC内

あなたの目の前のPCの中にある作業領域。

リモート (Remote)

サーバー上

GitHubなどのネット上にある、チーム共有の倉庫。

ステージング (Staging)

舞台袖・準備場

コミットする前に「どの変更を記録に含めるか」選ぶ場所。

HEAD (ヘッド)

今ここ(しおり)

あなたがいま作業している「最新のコミット」を指す印。

プルリクエスト (Pull Request)

お願い・提案

「僕の変更を本番に入れてください」というレビュー依頼。

コンフリクト (Conflict)

衝突

同じ箇所を複数人が同時に編集し、Gitが判断できなくなった状態。

コンフリクト解消

仲裁

衝突した箇所を「どっちを残すか」決めて整理すること。

フォーク (Fork)

分岐点

他人のプロジェクトを自分のアカウントに丸ごとコピーすること。

マージ (Merge)

合体

枝分かれした作業を1つにまとめること。

コミットメッセージ

記録のタイトル

そのコミットで「何を変えたか」を説明するメモ。


💡 最後に:学習のアドバイス

Gitは**「一気に全部覚えようとしない」**のが上達のコツです。

必要になったタイミングで1つずつ武器を増やしていくのが一番スムーズです。

このチャットの内容を振り返りたくなったら、いつでもまた聞きに来てくださいね。あなたのチーム開発がうまくいくよう応援しています!



※【取り扱い注意】履歴を操るアドバンス・コマンド

これらは「歴史を書き換える」魔法のコマンドたちです。

コマンド

元の英語の意味

何をするもの?

危険ポイント

git rebase

土台(base)を再構築する

ブランチの根元を最新の地点に付け替える

すでに共有済みのブランチでやると、他のメンバーがプルできなくなる。

git commit –amend

修正・改める

直前のコミットをやり直す(ファイル追加忘れなど)

同上。すでにプッシュした後にやると履歴がズレる。

git push –force

強制的な押し出し

ローカルの履歴でリモートの履歴を強制的に上書きする

一番危険。 リベースやアメンドの結果を反映するのに必要だが、他人の作業を消し飛ばす可能性がある。

【コミットの整理術】

用語

イメージ

説明

スカッシュ (Squash)

押しつぶす

複数の細かいコミットを1つにまとめること(リベースの機能の一部として使われることが多い)。

⚠️ なぜこれらが「危ない」と言われるのか?

Gitには**「一度公開(Push)した歴史は変えてはいけない」**という鉄の掟があるからです。

  • リベースやスカッシュをする = 歴史を改ざんする
  • 改ざんした歴史をプッシュする = –force(強制)が必要になる
  • 強制プッシュをする = 他の人のPCにある「古い歴史」と矛盾が起き、チーム全員のGitが「パニック(エラー)」になる

プロの使いどころ

「プルリクエストを出す直前に、自分の手元で汚いコミット(『あ』とか『修正』とか)をスカッシュして綺麗に整えてから、満を持してプッシュする」

これができるようになると、周りから「この人の履歴、読みやすくて綺麗だな!」と尊敬されるようになります。

まとめ:いつこのリストを解禁する?

  1. 一人の個人開発プロジェクトで練習する時
  2. チームで「リベース運用」がルール化されている時
  3. *「失敗しても、最悪リポジトリを消してクローンし直せばいいや(自分の手元だけだし)」**と思える時

これらを使いこなせるようになれば、もう「Git初心者」ではなく「Git中級者」です!